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山陽小野田市長コラム(2018年7月4日)

市長の独り言 Vol.13

 

  まずはレノファ山口です。山陽小野田市サンクスデーと銘打った7月1日の横浜FCとの対戦は、約1万3000人の皆さんの大応援をいただき感謝申し上げます。残念ながら勝利を掴むことはできませんでしたが、前半戦21節を終わって堂々の第2位、見事です。後半戦もこの調子をキープして、夢のJ1へと駆け上がりたいですね。11月17日の最終戦まで、市民の皆さんと一緒に、大声援をもって応援したいと思います。また、ご当地所属選手でもある、池上丈二(MF15番)選手の大活躍も嬉しい限りです。「レノファに会えるまち山陽小野田」の本領発揮、私たち山陽小野田市が一番のサポーターだと自負しております。

 さて、7月7日から8月26日の51日間、おのだサンパークにて、「第7回現代ガラス展 in 山陽小野田」が開催されます。全国から応募された85作品(応募数88作品)の中から、入賞8作品、入選49作品が選ばれましたが、いずれも静かな感動に魅了される素晴らしい作品です。また、今年は明治150年記念事業として、9月11日から9月24日の2週間、山口県立萩美術館・浦上記念館でも受賞作品を展示しますので、県内県外各地から、より多くの皆さんにもご覧いただきたいと思います。

  この現代ガラス展ですが、少し歴史を紹介しましょう。本市は国内外で高い評価を受けているガラス造形作家、故竹内傳治氏(1934年、旧小野田市生まれ、2001年没、享年67歳)の出身地として知られています。その竹内先生のお力添えで、2000年(平成12年)旧小野田市の市制施行60周年記念事業として、日本を代表するガラス造形作家60人の作品展を開催しています。そして、翌2001年には、45歳以下の若手ガラス作家を対象とした、3年に1度のトリエンナーレ方式によるコンペティション「第1回現代ガラス展」が開催されたわけですが、この2ヵ月前に竹内先生の突然の訃報にふれることとなりました。記念すべき第1回現代ガラス展で大賞・準大賞を受賞された、西川慎さん、池本美和さんが竹内先生の遺志を継ぐ形で本市で活躍されることとなり、2004年(平成16年)に「きららガラス未来館」が誕生し、現在のガラスのまち山陽小野田へと発展してきました。このお二人の他にも、きららガラス未来館のスタッフの中に4人の作家さん(今回のガラス展で全員入選)がおられ、計6名のガラス作家さんが本市のガラス文化を支えて頂いております。ふるさと納税の返礼品も、この6名のガラス作家さんたちの情熱あふれる作品が上位を占めるなど、竹内先生の遺志はしっかりとこの地に根付き、本市からさらに発信され、ガラス文化が広く受け継がれていることを思えば、本当に感慨深いものがあります。この「若き創造者たちの宇宙」を、ぜひ会場でゆっくりご鑑賞いただきたいと思います。

 ところで、6月23日、なるみ園の運動会に行ってきました。障がいを持つ園児たちが、一所懸命練習した成果を披露し、最高の笑顔で温かいふれあいの運動会を楽しんでいました。保護者の皆さんも我が子の成長に目を細められて、一緒に楽しい時間を過ごしておられました。子供たちの笑顔はまちの宝物です。「スマイルシティ山陽小野田」は、まちの至る所にあると改めて実感し、同時にみんなの笑顔でこのまちを満たしたい、という想いを強くした一日になりました。

 いよいよワールドカップも佳境に入ってきました。7月15日の決勝戦まで、しばらく睡眠不足が続きそうですが、支障のない範囲で、世界最高の選手たちによる4年に1度の感動プレイに酔いしれたいと思います。

 

 

藤田市長

 

平成30年7月4日

山陽小野田市長
藤田 剛二