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緑のカーテンを設置してみませんか?

緑のカーテンとは?

「緑のカーテン」とは、ゴーヤやアサガオなどのつる性の植物を窓の外や壁面に張ったネットなどに這わせて、カーテンのように覆ったのものです。本市でも、市内の公共施設に緑のカーテンを設置しています。

緑のカーテン写真

緑のカーテンに関する地球温暖化防止の取り組み

本市では、地球温暖化の原因であるといわれているCO2(二酸化炭素)排出量削減のため、緑のカーテンによる省エネ・節電を推進し、以下の取組を実施しています。

○ゴーヤの苗の無料配布

 緑のカーテンの普及啓発を目的として、毎年4月にゴーヤの苗を市内のご家庭に配布しています。

○緑のカーテン写真展の開催

 市内のご家庭や学校、事業所等を対象として、緑のカーテン写真展を開催しています。

 設置した緑のカーテンの写真を募集し、公民館等に掲示しています。

○ゴーヤの苗の植え付けや収穫

 市内の保育園・幼稚園の園児さんと一緒にゴーヤの苗の植え付けを行い、緑のカーテンにはCO2削減効果があることを知っていただいています。また、夏には植え付けたゴーヤを収穫し、それを食することで地産地消に取り組むなど、食育を学ぶ機会をつくっています。

 

緑のカーテンを設置するメリット

(1)室内への直射日光を遮ってくれる

 緑のカーテンにより、室温の上昇を抑え、冷房効率を高めてくれます。緑のカーテンを設置した場合、設置しない場合よりも5℃程度室温が下がるといわれています。したがって、エアコンの使用量が減り、平均30%もの節電効果があることが知られており、CO2の削減につながると共に、電気代の節約にもなります。

(2)外壁の温度上昇を抑える

 外壁への直射日光も遮ってくれるので、外壁の温度上昇を抑えてくれることもメリットとなります。

 昼間に外壁に直射日光が当たっていると外壁に熱が蓄積され、その熱が夜間に放熱されることで外は涼しくても室内では熱く感じてしまうことになります。緑のカーテンを設置する際は、窓の周囲だけでなく、外壁にも設置してみましょう。

(3)気化熱の効果で温度をさげてくれる

 植物が水分を葉っぱから蒸発させる際に、周囲の熱を吸収する気化熱という働きがあります。それにより部屋の温度を下げることができます。

(4)見た目も涼しげで、見て楽しむこともできる

 窓際にある植物を眺めることでリラックス効果もあり、日々成長していく植物の様子を楽しむことができます。また、ゴーヤなどの場合は生った実を収穫し食することもできるので、地産地消に取り組むことができます。

緑のカーテンの作り方

◆用意するもの◆

・プランター

・鉢底石

・土と肥料

・ネットと支柱

・好きな植物の苗(つる性の植物が作りやすいです。)

◆作り方◆

(1)プランターに鉢底石を敷き、その上に土を入れる。

(2)ネットに支柱を通し、動かないように固定する。

 支柱がネットを支えるので、ネットがたわまないように、支柱は間隔を空け何本か設置してください。

(3)物干し竿等にネットの上部をしっかりと固定する。

 緩んで外れることがないように、ワイヤーや結束バンドで数か所固定してください。

(4)支柱の根元をプランターにしっかり埋め込んで固定する。

(5)プランターに緑のカーテンにしたい植物の苗を植えたら完成。

緑のカーテンにおすすめの植物

(1)ゴーヤ:つる性の植物で緑のカーテンに向いています。生った実を収穫して食することもでき、おすすめです。

ゴーヤ

(2)アサガオ:日本のつる性の植物の代表です。花が咲いて見た目も美しいカーテンができます。

アサガオ

(3)フウセンカズラ:紙風船のような可愛い果実が生ります。

フウセンカズラ

(4)キュウリ:つる性の植物で、夏の野菜です。種から育てても2か月程度で収穫できます。

キュウリ

このほかにもヒョウタンやシカクマメなど、つる性の植物で緑のカーテンが作れますので、ぜひ挑戦してみてください♪

ゴーヤの植え付けをしました!

地球温暖化防止活動推進員さんが市内の保育園を訪問し、園児さんと一緒にゴーヤの苗を植え付けました。

園児さんたちは一生懸命推進員さんのお話を聞き、ゴーヤの苗の植え付けにチャレンジしていました。

出合保育園

4月26日に植え付けを行いました。

出合保育園1出合保育園2出合保育園3

あおい保育園

4月27日に植え付けを行いました。

あおい保育園1あおい保育園2あおい保育園3

日の出保育園

4月27日に植え付けを行いました。

日の出保育園1日の出保育園2日の出保育園3