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新設の展示コーナー『ギャラリー埴~生(はーぶ)』に地元のアーティストが描いた絵画4点を展示しています。
重田 冨雄さんの作品
* 「陽明門」 日光東照宮陽明門の豪華さと、ひっそりと静まり返った森の木々に囲まれた中から
白い龍が現れるおもしろさに目を奪われる作品です。
* 「月影のワルツ」 クジャクサボテンの白い花びらと黄色の花粉が、薄暗い月夜で異様に明るく輝いて
幻想的な美しさを引き出しています。開花を見つけた時の作者の喜びまでが伝わってくるようです。
どちらも50号の大作で、見る者を圧倒するほどの迫力があります。
中野 陽助さんの作品
* 「1955年ノスタルジー」60年以上前の西浜崎のイメージ画。素朴で豊かな自然が漁網の修理をしている
漁師と砂浜で遊んでいる子どもたちを包んでいる、そんな時代が懐かしく思い出されます。
* 「角島灯台」真っ青な夏空と白い雲の中に立つ灯台。爽やかな風が吹いているのではないかと思わせる
ハマユウの群生。草の緑色の濃淡も効果的です。
絵画の経験が深くすぐれた方がここに住んでおられることに驚くとともに、すてきな絵を間近に鑑賞することが
できる幸運を感じているところです。デルタ株感染拡大防止集中対策が終わったら、地域の皆さんはもちろん、
多くの人に味わっていただきたいと思います。しばらく展示しています。