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教育委員会活動レポート(1月)

第50回サイエンスカフェ(2024年1月21日)

サイエンスカフェの過去ちらし

中央図書館では、二か月に1回、山口東京理科大学の先生をお招きして、サイエンスカフェを実施して います。平成26年に始まったサインエスカフェも、令和6年1月21日(日曜日)には、第50回を迎 えました。記念すべき第50回では、山口東京理科大学の理事長でもある、池北雅彦先生のご講演でした。主に若い世代(中学生や高校生)にむけてのお話でした。現在、小学校や中学校、高校で進めているキャリア教育にかかわる内容であり、子どもたちに関係する大人もよく知っていただきたい内容でした。いくつかご紹介します。

  • 大切にしたいものは、「好奇心」「閃きのための努力」「執着心」の三つ。とくに、好奇心が大切。
  • 好奇心を育むには、しっかりと「観察」する態度が必要。観察からの「気づき」が課題となり、 課題解決のために方法を一生懸命考えること。
  • 人と比べることはない。自分で考え進むこと。
  • 興味のあること、気になることは、たとえどんなことでもとことん追究すること。
  • コンピュータの利活用により、山陽小野田市に居ながら様々な学びができる。Youtube などには、たくさんの優良なコンテンツがある(例えば英語学習。国際感覚が身につく)。オンライン も学ぶ、学校でも友達と学ぶ、併用することがよい。
  • 大学の研究は、答えの分からないことに仮説を立て、情報の取捨選択(実験を含む)を行いなが ら、答え(真実)に近づいていく営み。研究に限らず、自分が出会った、答えの分からないもの・ことに対して、仮説をたて答えに迫る思考(論理的な思考)を身に付けること。「なぜ」を追究すること。
  • 自分一人で考える時間を大切にする。(一人のときにいろいろと考える時間をもつ)。

今回のお話は、学習指導要領においても重視している、これから子どもたちに身に付けていかねばならない資質・能力と同じものだと感じました。未来を生きる子どもたちに、こうした力が身に付くよう学校においても力を入れております。

今後もぜひ、サイエンスカフェへ、皆さんのご参加をお待ちしております