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「思い出図書館 in 山下記念館」を開催します!
昭和8年(1933年)に建てられた山下記念館(旧厚狭図書館)は、建築当時の背景や、その後地域に根付いた図書館としての役割が、現在も語り継がれています。
この長い歴史を讃え、地元まちづくり団体と企画をし「思い出図書館」を開催します。当時を知らない人も心惹かれる建物です。ぜひこの機会にお越しいただき、昔の風景に触れていただければと思います。
イベント日程
日時
令和3年3月6日(土曜日)・7日(日曜日) 9時~16時
場所
山下記念館 (山陽小野田市大字郡1380-2 殿町三)
駐車場
殿町SL児童公園(臨時)
内容
懐かしい昔の風景・人・物に触れていただける貴重な機会です。
- 昭和初期開館当時の写真、図書の展示
- 蓄音機を使ったレコード鑑賞
- 思い出の樹 制作(山下記念館の思い出などメッセージを貼っていこう!)
主催・共催
主催:山陽小野田市教育委員会(社会教育課・厚狭図書館・歴史民俗資料館)
共催:厚狭杜のまち、山陽小野田観光協会
注意事項
- 検温・消毒・マスクの着用にご協力ください。
- 体調の優れない方、発熱や咳などの症状のある方は入館をお断りします。
- 館内段差が多くなっております。また、床板の反り等により、所々に小さな段差がございます。
無理のない範囲内でご見学ください。
チラシはこちら 思い出図書館 in山下記念館 チラシ [PDFファイル/549KB]
山下記念館とは
昭和7年9月、石束の山下美代蔵が、三重県上空で飛行演習中殉職した子息・陸軍航空兵中尉山下裕の菩提を弔うため、御下賜金の全額6,200円を図書館建設費として厚狭町へ寄付した。
直ちに工事が始められ、昭和8年(1933年)2月、厚狭小学校と隣接した地に鉄筋コンクリート2階建48坪の「山下記念町立厚狭図書館」が完成した。4月から専任の館長が任命され、広く一般の利用に供された。
当時人口僅か12,000余人の小さな町としては全国にもまれな図書館で、他に誇り得るものであった。昭和46年に至近の地を山陽新幹線が通ることになったため、昭和47年に移転し、図書館の役目を終えた。
(山陽町史より一部抜粋)
外観
1階
2階