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日 時 : 令和4年 7月29日 (金曜日) 9時30分~12時00分
講 師 : 音訳ボランティアグループ おとづれの会の皆さま
参加者 : 厚狭中学校生徒4名
おとづれの会の活動紹介
滑舌の練習 「アエイウエオアオ・・・」
マンツーマンで読みの練習!
読み原稿の内容を確認!
録音中。
音訳ボランティアグループおとづれの会(水田愛子代表)のみなさんのご指導で厚狭中学校生徒4名を対象に音訳ボランティア講座を開催しました。
生徒たちは、まず、おとづれの会の皆さんが長年続けておられる、音訳活動について学びました。一言でいうと、視覚障がい者の目の代わりになること。具体的には、「広報さんようおのだ」や社会福祉協議会の広報誌「かけはし」などの記事を朗読してCDやテープに録音。また、30分くらいに収まるように本を2~3冊選んでテープに録音(おとづれセレクション)。これらを定期的に、専用ケースに入れて視覚障がい者に届けることなど、音訳活動の一端を理解することができました。視覚に障がいがある人の「目の代わり」として音訳するからには、書いてあることを書いてあるとおり(漢字の読みや「てにをは」まで)伝える必要があるというお話に、音訳の責任の重さを感じさせられました。
次に、滑舌訓練を行いました。「かきくけこ」に○がついたものを(が行)鼻濁音といい、江戸時代以降、東京で使われてきたということ。知らなくてもいいけど知っていると人生が豊かになるということを教えていただきました。
そして、次に、例文を用いて読む練習をしました。内容を正しく伝えるために、意味のかたまりを大切にして、どこで息をつぐか、どこを強く発音するかなど、意識して読むことを学びました。
いよいよ、原稿を読んで録音しました。広報さんようおのだの「ええねぇ 行ってみよっ!」の記事を各自割り当てて読みました。
【参加者の感想】
・楽しかったけど難しかった。細かいところで間違い、何回もやり直した。
・練習ではできていたのに、緊張して間違えてしまった。間違えるとさらに焦った。
・練習ではよかったけど、(録音の)部屋に入ると自分の声がどのように伝わっているか気になり読むのが早くなった。最後に気が緩んで噛んでしまった。
・噛まずには読めた。緊張で早くなったり声が震えたりした。