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日 時 : 令和4年 7月14日 (木曜日) 9時30分~11時00分
講 師 : 山口県金融広報委員会 中村 久枝 様
参加者 : 26名 ※当日のみ参加含む
講師の先生
講座の様子1
講座の様子2
自分の人生が最期をむかえる時、家族やお世話になった方に最後にかける言葉として、「ありがとう」といえる人生は、とても素敵ではないでしょうか?
このような最期をむかえるためには、介護や相続、死(医療)葬儀について、自分の意思や書類等をまとめ、「目に見える化」すること(=エンディングノート)がとても重要です。自分の考えは思っているだけでは伝わらず、書いて初めて本音・本心が伝わります。
しかし、書こうと思ってもなかなか書けない人が多いのが現状です。
(※講義の中で、中村先生が女性学級の参加者にアンケートしたところ、全員が「エンディングノート」という言葉は知っていましたが、実際に書いているという方は一人もいらっしゃいませんでした。)
エンディングノートは、判断能力がなくなる前に書くことがとても大切ですが、「まだ年齢的に必要ない」「家族には口頭で伝えているから大丈夫」などの固定観念が書こうと思っていても書けない原因のひとつになっています。
人生の最期の時に、自分の想いを実現し、整理し、家族に伝え、家族に後悔を与えないためには、エンディングノートを含めた、エンディング(終活)プランが重要です。ぜひ今のうちに一度、真剣に考えてみてください。
■■講義を終えて■■
献体、臓器提供、延命治療、最期の場所、葬儀や相続についてなど、エンディングプランを作るうえで必要なことについて、ご自身の経験を踏まえながら、大変分かりやすく丁寧に説明をしていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
★女性学級は、途中からでも受講できます。興味のある方は厚狭地域交流センター(72-0507)までご連絡ください★
次回第4回目は、8月18日(木曜日) 教養講座「小泉八雲の世界」です。
講 師: 山口東京理科大学 風早 悟史 様