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第19回女と男の一行詩入賞作品

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年10月1日更新

男女共同参画社会への認識を深めてもらおうと、身の回りで感じる「男女差別」や「男女共同参画への想い」などを詠んだ一行詩を募集したところ、全国から2,545点の作品が寄せられました。

数々の力作の中から入賞作品12点と今回より新設した協賛企業賞9点が決まりましたので、ご紹介します。(敬称略)

協賛企業賞

最優秀賞

妹が割った玉子を僕が混ぜ ママが味付け パパが焼く これが我が家の玉子焼き (大阪府高槻市 横尾 伸子)

選評

家族の絆が感じられ、台所での共同作業が目に浮かぶようでほほえましく、幸福なにおいもしてきます。「互いを補い合い、助け合い、思いやる」という家族のルールを社会全体に広げていきたいですね。

想い・エピソード

親族のことです。性別や、子供だから、大人だからを理由に隔てません。各々ができることをできる範囲でこなす。互いを補い合い、助け合い、思いやる。この一家のルールです。(作品は僕(6才)の目線です。)社会全体がこのようになるといいですね。

優秀賞

「手伝うよ」 そのひと言で 妻不機嫌 (島根県安来市 角森 玲子) 

選評

家事・育児は女性がやって当たり前という無意識の中から出てしまった「手伝うよ」の一言ですが、これからの社会、仕事も家庭も育児も、男女がともに分担し責任を分かち合うことが求められているのではないでしょうか。

想い・エピソード

「手伝うよ」は絶対におかしい。家事は女の仕事と決めつけている言い方に聞こえます。

五十年強く育てた赤い糸 寝顔の妻にありがとう (奈良県橿原市木 吉田 明生)  

選評

長年、寄り添い、築いてこられた夫婦の深い絆が感じられます。面と向かっては言えず、傍らでそっと見つめることをゆるされた時間だからこそ出た言葉かもしれませんね。

想い・エピソード

 手術後、妻の顔見て安心を感じました。絆が深くなったと思い、この歌が出来ました。

入選

守備範囲 担当分野 違っていても 共に味わう 達成感 (愛知県半田市 ナッツとピュア) 

選評

違いがある者同士でも、しっかり協力すれば結果を出せるという達成感が喜びとともに素直に伝わってきます。家庭でも職場でも心地よい充実感を共有したいですね。 

思い・エピソード

男女の差、違いはだんだん無くなってきました。しかし、男ならでは、女ならではといった持ち味はあり、チームとして目標を達成できた時の充実感はとても心地よいです。 

「あたりまえ」から「ありがとう」 男女(あいて)を認(みと)める 第一歩(だいいっぽ)  (大阪府池田市 田邊 紗絵)

選評

男女に限らず、何事も「あたりまえ」と捉えるのではなく、「ありがとう」という感謝の気持ちでスタートすれば、家庭、職場、地域社会は明るくなりますね。

思い・エピソード

男だから、女だから、やって「あたりまえ」という考えが未だに残っていると感じる時があります。何事も、やって「あたりまえ」の一言で済まされると、誰でも寂しさや虚しさを抱くのではないでしょうか。男女が共に生きる中で、大切なのは感謝や尊敬を込めた「ありがとう」だと思います。

休日は パパが隊長子が隊員 ママ休ませる 秘密のミッション (千葉県木更津市 にじのいろ)

選評

お父さんとお子さんがママを喜ばせようとこっそり料理や掃除をしている姿が目に浮かびます。この秘密のミッションを達成することで、家族の絆はよりいっそう深まりそうですね。

 想い・エピソード

 休日は夫と子供がヒソヒソ話をして一緒に片付けやご飯作りをしてくれます。その優しさが私に明日からの活力をくれます。

お互いの 手を杖にする 祖母と祖父 (愛知県清須市 松永 智文)

選評

「手を杖にする」という表現、実にさりげなく、それでいて静かな温もりがあります。まだまだ、ふたり、互いの足で踏みしめる幸せがここにはあるのですね。

想い・エピソード

男女は互いに手を取り合って生きていくものです。例え年をとってもそれは変わることはありません。いつまでも元気で、そして尊重し合って生きていけるような、素敵なおじいちゃん・おばあちゃんでいたいですね。 

噛み合わぬ 会話している 老夫婦 だけど不思議と 通じてる (東京都八王子市 全然Zenざい)

選評

これはご夫婦が長年コミュニケーションを蜜に重ね、信頼関係を築いているからこそのユーモラスな業だと思います。 

想い・エピソード

故郷にいた頃に同居していた祖母と祖父の様子です。祖母はいろいろと祖父に話しかけるのですが、祖父はほとんど聞いていないように見えました。それでも、祖父母の間では、不思議と通じているようで、長年連れ添った夫婦の阿吽の呼吸というものなのかと感心しました。 

変わったね定年迎え気遣って 笑い振り撒き恋人のよう (山口県宇部市 工藤 敏子)

選評

ちょっとした気遣いで、夫婦の時計の針は新婚生活を飛び越え、恋人まで戻ってしまいました。夫婦に限らず、他人への気遣い、思いやりは大切にしたいですね。

想い・エピソード

主人が定年を迎えて大変やさしく変貌した。どんな時でも、すぐ笑顔で対応してくれる。若い時の様に、恋人同士であるかのように。 

高1のオレにじいちゃんがキャラ弁を作る クラスの女の子に人気です (山口県山陽小野田市 三原 正恵)

選評

 手先が器用なおじいちゃんが朝早く台所に立つ姿とお孫さんの照れながらも喜んでいる姿が想像できますね。

想い・エピソード

知人から聞いた話です。両親が忙しい為、孫の弁当作りをすることになった祖父。キャラ弁の本を見ながら一生懸命に作っているが、時々アトムなど昔のヒーローものがあり、それが特にクラスの女子に人気になっている。恥ずかしいが、祖父の気持ちがうれしいみたいです。 

特別賞

ドラマチックな出来事は 1つもないけど その日々は「一生の宝」とうたう祖母 ひそかに笑う 祖父の顔 (山陽小野田市立厚狭中学校 濱田 南)

選評

何気ない日々の暮らしこそが貴いということは、誰もが知っていること。けれど、ご経験を多く積まれたお年寄りの方がおっしゃると、より重みと説得力が増しますね。

想い・エピソード

祖母と祖父は、毎日同じような1日を過ごしていて、私は「楽しいのかなぁ」と思っていました。でも、祖母にとっては、平穏な毎日が「一生の宝」なんだそうです。そのことを聞いたときに胸がじーんとしたので一行詩にしました。

叱る父 母から聞いた優しい父 その差が父の不器用な愛 (山陽小野田市立厚狭中学校 宮崎 七海) 

選評

目の前の父の言葉も、フォローする母の言葉も、ちゃんと聴いてきっちり胸に留めていることに、感心させられます。

想い・エピソード

私が小学生の頃の話です。反抗期で言うことを聞かず、父に叱られた私に母がこっそり教えてくれました。「おれは娘にどんなに嫌われても良いから、娘は皆から好かれる子になってほしい。」と言っていたと。いつもは厳しい父との差に衝撃を受けました。子供ながらに感じた日々の反省と胸の痛みは今でも忘れられません。 

                           


協賛企業賞
宇都宮帆布(はんぷ)工房賞…1点  「どこでもトート」(提供 株式会社宇都宮帆布工房)

育児しない男は 意気地なしと言われ 今日はパパの公園デビュー (大阪府藤井寺市 ゴーリキ)

 

おのだねぎ三昧賞…1点 「野菜三昧つめ合わせセット」(提供 有限会社グリーンハウス)

パパママの パワースポット 子の寝顔 (東京都江戸川区 かべどん)

 

きららガラス未来館賞…2点 「吹きガラス作品ペアセット」(提供 小野田ガラス株式会社)

認め合い 男女で奏でる 家庭・職場のハーモニー (滋賀県長浜市 野口 成人)

寝てなさい 子を抱く夫の 優しさよ 感謝しながら夢の中 (石川県金沢市 村椿 真知)

 

元気のりのり高泊漁協賞…1点 「元気ノリノリ干しのりセット」(提供 山口県漁業協同組合高泊支店)

助け合い時に手を引き背中押し社会に光る女(ひと)と男(ひと) (宮崎県宮崎市 荘子 隆)

 

嶋田工業賞…1点 「菓子詰め合わせセット」(提供 嶋田工業株式会社)

ありがとう素直に言おうためらわず 互いに気どらず伸び伸びと (山口県宇部市 工藤 貢二)

 

せめんだる賞…1点 「特選和菓子詰め合わせセット」(提供 有限会社つねまつ菓子舗)

やさしさは 人が輝く エッセンス 惜しまずかけて きらめく社会 (兵庫県神戸市 ベンジャミン)

 

浜のてんぷら屋賞…1点 「長州揚バラエティセット」(提供 西海食品株式会社)

家事ほめて定年亭主をリサイクル (滋賀県湖南市 原馬 正文)

 

やまざる努力賞…1点 「山猿 純米大吟醸」(提供 永山酒造合名会社)

子育てと仕事に励む妻を見て 負けてられぬと決意も新た (福島県いわき市 ほり・たん)

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