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山陽小野田市長コラム(2018年4月1日)

市長の独り言 Vol.10

 今日から平成30年度(2018年度)がスタートします。いよいよ山陽小野田市のこれからの12か年にわたる方向性を示した第二次総合計画の船出です。まちづくりの基本理念「住みよい暮らしの創造」、将来都市像「活力と笑顔あふれるまち」、キャッチフレーズ「スマイルシティ山陽小野田」をベースに、前期基本計画の期間となる2018年度から2021年度の最初の4年間では、重点プロジェクトに係る諸施策について特に力点を置いて推進してまいります。

 「スマイルUPの3本柱」として掲げています重点プロジェクトの内容は、

 ①にぎわい・活力・地域資源活用プロジェクト~地域の特性を活かしたまちへ~ 

 ②子育て世代から選ばれるまち推進プロジェクト~もっと住みよいまちへ~ 

 ③まちの魅力発信向上プロジェクト~住んでみたいまちへ~ 

の三つですが、本年度はまずレノファ山口、パラサイクリング、ガラス、かるた等をはじめとした文化・スポーツの振興、山口東京理科大学との連携、地域経済の活力増進を図り、まちの活力を高めてまいります。

 また本日、JR小野田駅北側にオープンした子育て総合支援センター「スマイルキッズ」を活用して親子の交流の場や関連情報を提供し、子育ての不安や負担感の解消につなげていきたいと思います。あわせて、子どもの教育環境を向上させていくことで、「子育て世代から選ばれるまち」を目指してまいります。

 そして、市民のみなさんが、ふるさとに対する愛着と誇りを持って、「山陽小野田市はこんなにいいまちだ」と言えるように、まちの魅力の発掘・創出に取り組み、それを市外のみなさんにも効果的に発信するシティセールスや観光推進に積極的に取り組んでまいります。

 こうした重点プロジェクトに係る取組のほかにも、福祉・医療・防災体制等の充実、市民参画や地域づくり等の推進、健全な財政運営や広域連携の推進を図りながら、「スマイルシティ山陽小野田」を市民のみなさんと「協創」してまいります。

 世の中の動きが大きく変わろうとしています。ポスト東京五輪も見据え、人生100年時代、超AI時代と言われる昨今だからこそ、今のうちにしっかりとしたまちづくりの基礎を固める必要があります。そして、そのタイムリミットは、2020年までと予測しています。その意味でも前期基本計画の最初の2年が勝負です。

 平成の時代も、今年度が最後となります。新たな年号に向けた最後の1年、そして新たなスタートとなる次の1年が非常に大切になるでしょう。私も市長としてのリーダーシップをしっかりと発揮しながら、職員と一丸となって精一杯取り組んでまいります。

 最後に、先月の新聞で記憶に残った記事がありましたのでご紹介します。

 「0を1にするのはNPOの力。理論武装して1を10にするのは学者の力。ペイする範囲内で10を50にするのは企業の力。誰もが利用できるように50を100にするのが行政の力だ。」  

 産学公民連携はこれからのまちづくりで大変重要なキーワードになります。本市には山口東京理科大学があり、立派な企業がたくさんあり、「我が事」として地域を主体的に支えていただいている多くの市民や団体のみなさんがいらっしゃいます。あとは、議会のみなさんと力を合わせ、我々執行部が責任を持って市政を推進することが、必ずまちの発展につながる、と確信しております。

 もう一度申し上げます。みなさんとともに「協創」によるまちづくりを、今日から本格的に進めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

藤田市長

 

平成30年4月1日

山陽小野田市長
藤田 剛二