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山陽小野田市長コラム(2018年3月8日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月8日更新

市長の独り言 Vol.9

 2月9日から25日までの17日間にわたって開催され、日本を感動の渦に包みこんだ平昌五輪が終わりました。過去最多となる13個のメダル獲得という記録以上に、記憶に残る素晴らしい大会だったと思います。私が一番感動したシーンは、高梨沙羅選手が銅メダルをとった時に、2つ年上の伊藤有希選手が真っ先に駆け寄り、心からの祝福をした姿でした。4年前のソチ五輪で、金メダル最有力候補でありながら4位に終った高梨選手と、7位の伊藤選手が一緒にリベンジを誓った二人ならではの友情の証だったと思います。近年、ジャンプ女子の世界は大変厳しい環境にありますが、多くの人の支えと先輩たちの苦労の積み重ねで今があるという思いの共有と、若い選手のためにも結果が欲しいと願った二人の連帯感がこの感動的なシーンを生んだのだと思います。平昌では風に恵まれず9位に終わり、何倍も悔しい思いをした伊藤選手の人間性に惹かれました。

 他にも、カーリング女子のチームワーク、宇野昌磨選手の突き抜けたコメント、小平奈緒選手とイ・サンファ選手の友情、5個のメダルを獲得した高木姉妹、そして羽生結弦選手の感動の2連覇など。世界一の努力をした人にしか味わえない達成感と支えていただいた方への感謝の気持ちは、我々にもストレートに伝わってきました。

 明日3月9日から、続いて平昌パラリンピックがスタートします。オリンピックと同様、大きな感動が待っていると思います。ハンディを乗り越え、人一倍の努力をされているトップアスリートの姿に、さらなる勇気がもらえそうです。

 さて、2月19日から3月定例市議会が始まり、初日に平成30年度の施政方針と予算編成の概要を述べました。私が最もお伝えしたかった2箇所を抜粋します。

(1)市政運営に当たっては、地域の特性を活かしたまちを創ることを念頭に、そのためには「いいチームであること」が欠かせない要件であると考えています。「いいチーム」とは、市民、企業、団体、大学、行政が協力してまちづくりを進めていくことであり、誰の発案であっても、よいものは取り上げて、みんなで行動していく「協創」をキーワードとして、皆様とともに今後も引き続き緊張感とスピード感をもって取り組んでまいります。

(2)昨今は人生100年時代を見据えて、新たな価値観による生き方が問われています。健康ご長寿社会を実現するために住みよい暮らしとは何か、家庭や地域、仕事においてどうあるべきか、これらを市民の皆様とともに考えながら、その提案につながることにも取り組み、その結果として活力と笑顔あふれるスマイルシティを創り上げたいと考えます。第二次総合計画というグランドデザインを得て、機は熟しております。まずはシビックプライド、いわゆる自分たちが生まれ育った我がふるさとを、自信を持って誇れるまちにしていきたいと思います。そして私は、初心を振り返りながら、強い志をもって機敏に行動してまいります。

 昨年の4月24日に市長に就任して以来、一貫して「いいチーム」をつくることが一番大切であると述べてきました。それは、目的や目標を共有し、みんなで行動して初めて良い結果が得られることを、私自身、身をもって知っているからです。スポーツの世界は努力の成果が結果としてすぐ出るので分かりやすいのですが、まちづくりは時には成果が出るまでに時間がかかることがあります。しかし、じっくりと努力を継続することが、結果として「持続可能で幸せな社会を創ることになる」と信じています。チームワークの大切さを、今回のオリンピックを通じて改めてスポーツが一番教えてくれています。

 J2リーグでは、山陽小野田市を公式練習場にしているレノファ山口FCの快進撃が始まりました。2連勝で22チーム中、堂々の1位です(3月8日現在)。昨年の大変な苦難を乗り越え、霜田新監督のもと見事なチームプレイを披露してくれていますし、特に新戦力の高木大輔選手の走り回る姿は、チームに大きな刺激を与えていると思います。明治維新150年の記念すべき2018年、J1を目指して選手・スタッフと共に、我々サポーターも一緒に戦っていきましょう。

 

藤田市長

 

平成30年3月8日

山陽小野田市長
藤田 剛二