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「食品ロス」を減らしましょう

 食品ロスとは、まだ食べられる状態なのに廃棄された食品、または、食べられる状態で廃棄された食品の量のことです。
 日本国内で一年間に廃棄される2,842万トンの食品のうち、646万トンは「食品ロス」だと言われています。これを一人当たりに換算すると、毎日お茶碗一杯分ほどの量を捨てていることになります。また、山口県でも年間6.1万トンの食品ロスが発生しています。

 家庭からでるごみのうち4分の1は生ごみです。この中には食べ残しなど「食品ロス」も含まれます。
 山口県がとった統計では、一世帯あたりおよそ年間37キロ、金額にして24,000円もの食材を捨てているとの結果も報告されています。また、県内の一般家庭では、「食品ロスを減らすことを意識したら、15%も生ごみが減った」というデータもあったそうです。

「食品ロス」の削減に取り組みましょう

 食品ロスを減らすため、すぐに実践できる取り組みをご紹介します。

家庭でできること

①買いすぎない
 買い物に出かける前に、冷蔵庫などの在庫をチェックする習慣をつけましょう。
 今ある食材を確認し、必要なものを使いきれる量だけ買いましょう。「いつか食べる…」は食品ロスの予備軍です!
②作りすぎない
 食べきれる量を計画的に作りましょう。野菜の皮や葉なども、調理の方法を工夫すればおいしくいただけます。
 生ごみを減らし、栄養はアップします!無駄なく使いきりましょう。
③食べ残さない
 料理は残さず、楽しく完食しましょう。料理が余ったら冷蔵庫などで保存し、次回の食事に持ち越したり、アレンジを加えて食卓へ再登場させましょう!
定期的に冷蔵庫や食品庫の在庫をカラにすることも有効です。※毎月○日は、あるものでお好み焼きパーティー など。

 

☆ 豆知識 ~消費期限と賞味期限~ ☆
期限表示には「消費期限」と「賞味期限」の2つがあります。

・消費期限…食べても安全な期限 (年月日で表示)
  急速に劣化しやすいものにつけられます。この期限を過ぎたら、食べないほうが良いとされています。
・賞味期限…おいしく食べられる期限(製造日から3ヶ月を超えるとき 年月で表示できる)
  品質の劣化が比較的遅いものにつけられます。この期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるというわけではありません。

外出先でできること

①食べきれる量だけを注文
 外食の際メニューを見て量が多いと感じたら、ごはんの小盛やハーフサイズを選んだり、食べられない食材の変更ができるかを尋ねてみましょう。


②宴会では~30・10(サンマル イチマル)運動~
 乾杯後30分、お開き前10分は、自分の席でお料理を楽しみましょう。
 幹事さんは宴会開始前・終了前に「おいしく食べきろう!」の声かけをし、 多い料理は皆でシェアしたり、食べきれない分は持ち帰れるか聞いてみましょう。 また、事前に参加者の好みや年齢などをお店に伝え、適量を注文することを心がけましょう。
 

やまぐち食べきっちょる運動について

 山口県食品ロス削減推進協議会では「おいしく、ぜんぶ、たべちゃろう」を合言葉に、食品ロスの削減に取り組んでいます。
「やまぐち食べきり協力店」として、「食べきりメニュー」の提供や希望量の聞き取り、料理の持ち帰りなど、食品ロスの削減のための取り組みを推進する飲食店の登録を募ったり、また、ホームページで食材の「食べきり」を意識したレシピの紹介などを行っています。残り物のアレンジ方法や、普段捨ててしまいがちな野菜の皮や芯を活用したレシピが沢山紹介されています。 

山陽小野田市内の「食べきり協力店」についてはこちら(山陽小野田市公式ホームページ内)

関連情報(別サイトへジャンプします)