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【高泊公民館】第3回高泊教養講座 館外研修~明治日本の産業遺産を訪ねる~の様子

第3回高泊教養講座 館外研修~明治日本の産業遺産を訪ねる~

  開催日  平成29年9月7日(木曜日)

  場 所   大板山たたら製鉄遺跡、萩反射炉、萩明倫学舎

  時 間  9時00分~16時40分

 講座の様子

館外研修 館外研修 
今年度の第1回高泊教養講座で「明治維新の産業発展について」を学習し、今回は実際に産業遺産を
訪ねました。
産業発展について講師をしていただいた森本文規先生がガイドをしてくださいました!

あいにくの雨でしたが、21名の方にご参加いただきました!
まずは、大板山たたら製鉄遺跡を見学しました。
現在はありませんが、この遺跡には外部に製鉄の技術や情報が漏れないよう柵で囲んであったそうです。
労働者もみんなここで生活していたそうです。

館外研修 館外研修 
室内へ案内していただき、DVDを見させていただきました!
当時の製鉄技術などの説明がされていました。

館外研修 
大板山の次は昼食です。
萩焼会館の竹庭萩野にて「指月御前」をいただきました!!

館外研修  館外研修
続いて萩反射炉に向かう途中で恵美須ヶ鼻造船所跡にも立ち寄りました。右の写真は雨で
お休みしていましたが、さらに調査をするために工事中だそうです。

幕府が大船建造を解禁したのち、萩藩に対しても大船の建造を要請し、この造船所で「丙辰丸(へいしんまる)」と
「庚申丸(こうしんまる)」の2隻の軍艦が作られたそうです。
「庚申丸」のイカリや船釘などの鉄は大板山たたら製鉄が供給したそうです。


館外研修  館外研修
次は、萩反射炉です。
鉄製大砲を作るために必要な金属溶解炉です。
当時佐賀藩が反射炉を実際に使用していたことから藩士を派遣し、技術の伝授をお願いするも
拒絶され、唯一許可された反射炉のスケッチをもとに設計し作られた試験炉だそうです。
実際の反射炉は16mの高さですが、萩反射炉はその7割程度の大きさだそうです。

最後に萩明倫学舎の幕末ミュージアムを見学しました。
中は撮影禁止ということで写真はありません。
1個人(小川忠文氏)が集められたコレクションには国宝級のものがたくさんありました。
歴史好きの人はぜひ足を運んでみてください!

森本先生、1日雨の中案内ありがとうございました。
とても勉強になりました。
みなさんもお疲れさまでした!