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開催日 平成28年 9月1日(木曜日)
場 所 土井ヶ浜遺跡、角島自然館
時 間 9時30分~15時30分
≪土井ヶ浜遺跡≫
まずは3Dシアターで土井ヶ浜遺跡に出土された人骨の歴史について映像を見ました。、
日本で最初に弥生人の人骨が見つかったのは土井ヶ浜遺跡だそうです。
弥生人の頭蓋骨は地域によってそれぞれ違う特徴があるそうです。
次に展示を見学しました。
弥生時代の人は、いろんな方法で埋葬したりしていたそうです。
一度埋葬し、掘り起こして新たに埋葬しなおすこともあったそうです。
沖縄の一部の地域では最近まで同じような風習が残っていたそうです。
最後にドームを見学しました。
土井ヶ浜の砂浜から出土した人骨が展示されています。
人骨はすべて海のほうを向いて埋葬されていました。
渡来してきた中国大陸に思いを馳せたのでしょうか。
普通の海岸の砂浜は酸性の強い砂で、こういった人骨は時間の経過とともになくなってしまう
そうなのですが、土井ヶ浜の砂は貝殻が細かく砕けて混ざっており、砂が中性からアルカリ性に
なっているそうです。
そのおかげで、ほとんど風化することなくきれいな状態で発見されたのだそうです。
≪角島自然館≫
続いて、角島自然館です。
角島の名前の由来、昔の灯台守の役割、角島の海水の透明度の理由、新種として発見された
「ツノシマクジラ」についてなどとても分かりやすく解説していただきました。
「ツノシマクジラ」は、角島大橋を横切った船に衝突し、負傷したクジラを地元の方が食用にしようと
引き上げたことで調査が入り、専門家の調査の結果、いまだ発見されたことのない新種ということが
判明したそうです。
クジラは哺乳類で、その名残としてヒレが人間の指のように4本に分かれています。
ツノシマクジラはさらにしっぽに近いところに足の名残のような小さな骨があります。(写真右)
他のクジラには見られない骨だそうです。
ツノシマクジラは2003年に新種と判明されてから目撃例がなく、、「幻のクジラ」と言われていましたが、
昨年、マダガスカル沖で群で生息している姿を初めて確認されたそうです!!
≪昼食≫
しおかぜの里角島にて昼食です。
お刺身や白身魚のフライの入った「しおかぜ御前」です。
ボリュームのある昼食にみなさん大満足でした!!
今日は北浦、角島についてたくさん知ることができました!
1日お疲れ様でした!!