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【高泊公民館】第2回高泊教養講座 環境衛生センター見学の様子

第2回高泊教養講座 ~環境衛生センター見学~

  開催日  平成28年 6月16日(木曜日)

  場 所  環境衛生センター

  時 間  9時30分~11時00分

  説明案内

   渡邉所長、 川野係長

  見学のようす

  ≪事務所1階会議室にて(9時30分~10時00分)≫

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渡邉所長のご挨拶
 43億円の建設費で昨年運転を開始し順調に運転していますが、
 昨年度2度ほど大塊金属(金属の大きな塊)が燃やせるごみの中に混ざっていて、設備を止める事
 が有りました。
 一度停止すると、再稼動する時に助燃用に灯油300リットル使用し無駄な燃料使用となります。
 ごみの分別はきちんとお願いします。

川野係長よりDVDで概要説明。

≪DVD画像≫
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受入れたごみはピットからクレーで投入ホッパーへ投入、焼却炉で燃やされます。

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炉内の温度は850度以上あり、次に再燃焼室で排ガスを高温燃焼させ、ダイオキシン類の発生を抑制する
と共に尿素を噴霧して窒素酸化物を除去します。

≪現場見学≫

3階に上がりごみ受入れピットを見学、搬入のトラックは居ませんでしたが大変綺麗でごみ臭さはありませんでした。
受入れピットは常に負圧(炉内は-50パスカル)に保たれ臭気が外にもれない様になっているとの事でした。sannta-07 sennta-08

中央制御室の1号炉モニターを写しました、炉内温度880度、再燃焼室出口903度と判ります。
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外に出て新設備と旧設備を一同に望む場所に来ました、今年度中に手前の旧設備は解体されるそうで
この景色は今年限りだそうです。
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次にリサイクル施設に来ました。
ペットボトルと発泡スチロールは熱を加え圧縮します。
                           圧縮した発泡スチロールを触りましたが硬く固まっていました。
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圧縮したペットボトルと発泡スチロールの山    資源ごみ受入れヤードです
                            缶ビールの6本用カートンケースもダンボールで出して良いそうです。
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≪質疑応答≫
  質問:リサイクル・資源ごみの利益はどのくらい有りそれをどうしているのですか? 
  応答:年間5000万円位有り市の財源にしています。
  
  質問:センターに直接持ち込めるごみの量は制限があるのですか?
  応答:1日20キログラムまで無料です、それ以上は有料と成ります。

  質問:その時身分を証明するものが以前持込んだ時必要でしたが今も必要ですか?
  応答:今でも必要です。市内のごみである事を確認する為です。
      又市内でも事業に係るものはダメです。市外からの持ち込みもダメです。

  質問:環境衛生センターの見学は何時でも誰でもできますか?
  応答:平日の9時からで所要時間1時間30分掛ります、10名程度のグループなら見学可能です。

  質問:ごみ収集の苦情にはどんな物がありますか?
  応答:あまりありませんが、全体的にごみの量が多い時に収集が遅れ「まだ収集に来ていない」との
      電話があります。

  質問:転入された人にごみの分別について説明がされていますか?
  応答:窓口の方で説明していると思います、又環境課に逝けば詳しく説明していますし、HPにも掲載しています。

今回の見学でセンターから出るごみがゼロと言うのには驚きました、3R(スリーアール:リサイクル、リユース、
リデュース)の大切さが実感できました。

渡邉所長、川野係長、親切な説明ありがとうございました。