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開催日 平成27年7月2日(木曜日)
場 所 高泊公民館 研修室
時 間 10時00分~11時30分
西光寺住職
佐々木 真人 先生
自己紹介を兼ねて、ご家族のことや体験したこと、感じたことをふまえてお話をしていただきました。
人は自分を基準にしてしまいがちなのだそうで。
子供に対しても「何度言えばわかるの!」というような叱り方をしてしまうことがあります。
決して間違いではないのですが、子供には届かないかもしれません。
人と人とのつながりができてみんなが幸せになることが大事、その為の人権教育です。
人間関係は難しいもので、みんながみんな仲良くはできません。
しかし、相手を傷つけたり、大事なものを犯すことのないようにしたいとも言われていました。
休憩がてら佐々木先生が「花」を歌ってくださいました!
この歌は泣いたり、笑ったりとありのままで、人生を確かめられる歌ということで歌ってくださいました。
次に小学校の遠足を例にお話ししてくださいました。
学校の遠足で水筒を持参しなさいという場合、中に何か飲み物を入れますか?それとも水筒だけ持たせますか?
という質問がありました。
「お茶の入った水筒とは言われていないのでそのまま持たせます。」という方がお一人おられました!
とても貴重な意見だそうです。
実際に、とある小学校の遠足で水筒だけを持たせた親御さんがいたそうです。
これだけ聞くと常識がないなどと思いがちですが、その親御さんはブラジルの方で、水筒を持参というのを
聞いてお茶は学校で用意してもらえるのだろうと思ったそうです。
日本人は、なぜ?どうして?などの質問が苦手だそうです。
水筒の中身が入っていなくても理由が分かれば、みんなで分け合ったりと、いろんな考え方ができ、社会を
よりよくすることにつながります。
最後に「サザエさん」の歌を歌ってくださいました。
タイトルの通り、堅苦しくなく「わらって」楽しく人権について学ぶことができました。
佐々木先生、ありがとうございました。