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【高泊公民館】地元をもっと知ろう(日本化薬見学)の様子

教養講座 地元をもっと知ろう(日本化薬厚狭工場見学)の様子

  開催日:平成27年6月18日(木曜日) 9時00分~12時00分

  見学時間:9時30分~11時20分

  見学先:日本化薬株式会社 厚狭工場

工場全景

nipponnkayaku01
教養講座で地元企業の日本化薬厚狭工場を見学、参加者は定員一杯の30名でした
写真上の川西(かわにし)工場を見学しました。

最初に事務所2階の会議室で概要説明です。
日本化薬株式会社全体の説明-中村カヤク・ジャパン工場長様  厚狭工場の説明-総務課 櫻本様
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1916年(大正5)6月    山本条太郎が日本火薬製造株式会社を設立
1917年(大正6)4月5日 民間で初めて産業用ダイナマイトの製造を開始(創立記念日)
                 戦争中の軍事用ダイナマイトの製造は拒否したそうです
1945年            日本化薬株式会社に社名を変更
1969年            厚狭作業所を厚狭工場に改名
1971~74年        樹脂事業部設立、石油化学用触媒の製造開始、半導体封止用エポキシ樹脂
                 製造開始、有機高分子凝集財カヤフロックを上市
                  ----樹脂・触媒・高分子分野の導入を始める----
1977年            含水爆薬の製造開始
2011年            産業用ダイナマイトの生産を終了(94年の歴史)

工場内見学

--工場内撮影禁止のため映像がありません--

現在の厚狭工場の主要製品は【触媒】と【機能性材料】です、触媒工場5工場の横を通り
山の奥に進むような感じで歩くこと15分(1キロは歩いたかな?)

含水爆薬の製造工場に着きました、国内の半分以上を製造しています。
勤務体制は7~16時と12~21時の2交替で行なっています。
丁度、休憩の為の交代をしていました(ラインは止まらず)
何処で休憩するのですかの質問に、奥に入った処に休憩場が有りますとの回答。(休憩場は見えず)

爆薬の製造工場の為、工場内火気厳禁はもちろん、火花発生の可能性のある鉄の車輪はダメ
小物運搬は電動運搬車で行います。建物の設置はトイレ以外ダメ、倉庫もダメだそうです。
工場間の移動は徒歩(自転車で移動しても坂がある為不向き)と現地を実際に歩いてみて
その広さと配置に参加者一同驚きました。

又、途中で気が付いたのですが建物に「Nippon Kayaku」と有りました、「にほんかやく」でなく
「にっぽんかやく」が正式の読み方でした。

質疑応答

(質問)厚狭のこの場所に工場を作った理由は何ですか
(回答)火薬(爆薬)工場は3方を山で囲われた場所でないといけない、そして中央を厚狭川が流れており
     輸送に便利であった。
     nipponnkayaku04
創業当時の厚狭工場です、山に囲まれ厚狭川が流れています。

最後に全員で記念撮影です。nipponnkayaku05

日本化薬退職の方が数名参加されて居られ非常に懐かしんでいました。

中村様、櫻本様お忙しい中の見学対応本当に有難う御座いました。