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第5回現代ガラス展in山陽小野田の審査会が行われました

4月26日に「第5回現代ガラス展in山陽小野田」の審査会が開催されました。全国から寄せられた115作品の中から、受賞8作品と入選59作品が選考されました。これら67作品は、特別出品の3作品と共に、7月7日から8月26日まで、おのだサンパークにおいて展示されます。  詳細はこちら

受賞作品(8作品)

大賞

「何かが見ている予感」  渡辺 知恵美  22歳

何かが見ている予感

受賞者のコメント

富山ガラス造形研究所の研究科を卒業したばかりで、これからちゃんとガラスを続けていけるか心配でしたが、このような賞を頂けるとは思いもよらず、大変驚きました。これからも、パート・ド・ヴェールの技法で、色々な作品を作り続けていけるように頑張ります。ありがとうございました。

優秀賞

「 Stream Line 」  米元 優曜  24歳

Stream Line

受賞者のコメント

これまで富山を拠点に活動してきました。山口県出身なので、今回の受賞を機に、山口県の皆さんにも私の作品を見ていただけるようにしたいと思います。

市長賞

「 空気のすきま 」  松下 祥子  26歳

空気のすきま

受賞者のコメント

色々な方に、自分の作品を見ていただいて評価してもらえると、次に作品を制作する時の励みになります。ありがとうございました。

横山審査員賞

「 清流花 」  朝倉 祐子  45歳

清流花

受賞者のコメント

40歳を過ぎてからガラスを始めたので、まだ数年の経験しか持ち合わせていません。今回の現代ガラス展も最初で最後のエントリーチャンスでした。夢中になって製作はするものの、いつも手探り状態で自信も持てず、不安になる事も多かったのですが、認めてもらえた事で少し脱皮できたような気がします。この賞を励みに精進します。有難うございました。

隈審査員賞

「 the NATURE -作為と偶然の間に- 」  吉井 こころ  38歳

the NATURE -作為と偶然の間に-

受賞者のコメント

この作品は自分にとり挑戦的なものでした。東日本大震災を経て人間の意思を軽く超越していく自然の力を痛感しました。キルンキャスティングは窯入れ後、ガラスの流動を制御する事が出来ない点に類似するものを見、その力を表現しました。ありがとうございました。

渋谷審査員賞

「 Vestiges 」   藤掛 幸智  26歳

Vestiges

受賞者のコメント

この度は名誉ある賞を戴き、大変うれしく思っております。この喜びの気持ちを糧に、これからも作品の制作に励んでいきたいです。ありがとうございました。

土屋審査員賞

「 Cocoon~羽化~ 」  川辺 雅規  40歳

Cocoon~羽化~

受賞者のコメント

前回、大賞をいただいてから3年が経ち、作品の新たな展開を模索している中での入賞だったので、正直ほっとした気分です。これを機にさらに頑張っていこうと思います。

三輪審査員賞

「 Take your time」   野田 朗子  36歳

Take your time

受賞者のコメント

この度は審査員賞をいただき、ありがとうございます。蓮をモチーフに、光と影を意識して制作しました。ガラスの素材感から生み出される時空間を感じて頂けたら嬉しいです。

審査会風景

審査員が、出品された全作品から、投票と話し合いを繰り返しながら、まず入選67作品を選び、その中から受賞8作品を決定しました。

審査員長
横山 尚人 (ガラス造形家・日本ガラス工芸協会監事)
審査員
隈 研吾 (建築家・東京大学教授)
渋谷 良治(ガラス造形家・ 富山ガラス造形研究所主任教授)
土屋 良雄 (サントリー美術館企画委員・日本ガラス工芸学会理事)
十二代 三輪 休雪 (陶芸家)

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