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市民が伝統文化・芸術文化に触れる機会を充実させるため、学校や施設に出前コンサート形式で芸術を持ち込み、普段は自らホールに足を運ばないような人々にも優れた舞台芸術を鑑賞する機会を提供するものです。
▲ゴスペルクワイアSPIRITSのみなさん
12月3日(土曜日)に、おのだサンパーク外のシンデレラ階段を舞台に、市のアウトリーチ事業として「ゴスペル DE
スマイルナイト~心に響くハーモニー~」を開催しました。
天候に恵まれ、クリスマスムード一色に包まれた会場では、多くの来場者が集まり、ゴスペルクワイアスピリッツのみなさん
と「九州のうどん王子」こと岡澤アキラさんとの素敵なセッションが披露され、観覧者からはゴスペルの歌声に合わせて手拍子
や振り付けなど自然と踊り出す人もいて、会場はあっという間に一体となりました。
曲と曲の間には、岡澤アキラさんのカウントダウンに合わせてクリスマスツリーの点灯が行われ、イベント終盤にはゴスペル
クワイアスピリッツのメンバーとともに子どもたちが飛び入り参加するなど、心に残る幸せなイベントとなりました。
【来場者数 約200名】
▲島田人形浄瑠璃芝居保存会のみなさん
1月29日(日)埴生地域交流センターを会場に、市のアウトリーチ事業として「島田人形浄瑠璃芝居」を開催しました。
公演では、初めて人形浄瑠璃芝居に触れた方にもわかりやすいように最初に人形の動かし方などの説明がありました。
演目が始まると、太夫の語りと三味線の力強い音楽による臨場感溢れる世界観に会場は一気に惹き込まれ、繰り出される人形遣いは、まるで人形が本当に生きていて、泣いたり、驚いたりしているかのようなリアルさがありました。
来場者は、終始、演者の息の合った動きに感動していました。
【来場者数 約80名】
ゴスペルは、手拍子したり一緒に歌ったり、あるいは踊ったり...と聴くだけではない音楽体験ができるのが最大の魅力です!
心温まるゴスペルソングで、みんなで一緒に、一足早いクリスマスムードを楽しみましょう♪
市民が伝統文化・芸術文化に触れる機会を充実させるため、学校や施設に出前コンサート形式で芸術を持ち込み、普段は自らホールに足を運ばないような人々にも優れた舞台芸術を鑑賞する機会を提供するものです。
ゴスペルは、17世紀にアフリカ系アメリカ人の黒人奴隷たちが、心のよりどころとして密かに口ずさんだ祈りの歌がルーツといわれ、その後ジャズやロック、ブルースといった多様なジャンルの音楽と結びついて、現在も世界中で親しまれています。
令和4年12月3日(土曜日) 17時から
※17時15分ごろ クリスマスツリー点灯式開催!
「九州のうどん王子」こと岡澤アキラくんも登場します♪
おのだサンパーク(山陽小野田市中川6丁目4-1)
外 シンデレラ階段
無 料
Gospel choir Spirits (ゴスペルクワイアスピリッツ)
結成から21年、One Heart &One Voice〜心に響くハーモニー〜をテーマに県内外でのイベントに出演。ハウステンボス、広島クワトロでのライブ、毎年恒例のJazz Club Billyでのクリスマスライブを開催。
リーダーの福田えい子は、ゴスペルを亀渕友香に師事。Laにてツァーに参加。Nyのgospel choir Arcと錦帯橋でのライブ共演は報道ステーションで生中継され大きな反響を呼ぶ。下関きずな音楽祭の主催、市民クワイヤの指導を手掛ける。
岡澤 アキラ
福岡県を拠点に活動しているタレント、モデル。出身は福岡県太宰府市。
うどんをこよなく愛することから「九州のうどん王子」として知られ、2022年からおのだサンパークのイメージキャラクターを務めている。
1 This is me
2 Season’s Of Love
3 Somebody To Love
4 O Holy Night
5 サンタが街にやってくる
6 All I Want For Christmas Is You
7 Joyful Joyful
8 Bless Me
山陽小野田市
恋する泉ちゃん(Xmas ver.) イケメン又兵衛(Xmas ver.)
山陽小野田市の埴生地区では、江戸時代に流行していた飢饉や疫病等の収束を願って人形舞を奉納したところ、翌年には豊作になったことを契機に明治時代末まで人形浄瑠璃が盛んに演じられていました。その名残として、埴生地域交流センターには、人形浄瑠璃に使用する人形が10体保管されており、そのうち木偶(でく)人形の「お染」が復元され、現在は展示ケースに入れ、施設の玄関に展示されています。
そういった地域文化を伝承していくため、埴生地域交流センターを会場に、人形浄瑠璃の公演を開催しますので、ぜひお越しください。
▲新版歌祭文「お染」 天狗屋久吉 作
市民が伝統文化・芸術文化に触れる機会を充実させるため、学校や施設に出前コンサート形式で芸術を持ち込み、普段は自らホールに足を運ばないような人々にも優れた舞台芸術を鑑賞する機会を提供するものです。
島田人形浄瑠璃芝居は、室町時代に発生した疫病の平癒祈願として祇園社(松浦神社)に詣で奉納したことが始まりとされています。この日が旧暦6月15日であり、毎年奉納上演を実施していました。昭和42年に、山口県指定無形民俗文化財に指定され、現在は7月の最終日曜日に奉納上演を実施しています。島田人形浄瑠璃芝居では1体の人形を3人が遣う「三人遣い」となっており、息の合った人形の動きも楽しんで頂けます。
令和5年1月29日(日曜日) 開演13時30分 (13時開場)
埴生地域交流センター 多目的室
(山陽小野田市埴生275番地)
無 料
島田人形浄瑠璃芝居保存会(光市)
傾城阿波の鳴門順礼歌の段(けいせいあわのなるとじゅんれいうたのだん)
【あらすじ】
阿波徳島藩のお家騒動に絡み、主君の宝「国次の刀」が何者かに盗まれました。主の命を受けた十郎(じゅうろ)兵衛(べえ)は刀を取り戻すために、幼い娘のおつるを祖母に預け、妻お弓とともに名前を変えて、盗賊に身をやつして大阪に移り住んでいました。
数年後、お弓が家に1人でいたところ、巡礼姿の女の子が訪ねてきます。
「ととさんの名は十郎兵衛、かかさんはお弓と申します。」
幼いときに別れた両親を訪ねてはるばる阿波の鳴門から歩いてきたというその娘に、お弓ははっと胸を突かれ、この巡礼姿の娘が、故郷に残してきたおつるだと分かります。
切々と親への思慕を訴えるおつるに、今すぐにでも抱きしめ母親だと名乗りたい思いにかられながらも、わが子を危険に巻き込まないために名乗らず、国元へ帰るように諭します。おつるが去った後に思い直し、慌てておつるの後を追います。
一方、お弓と別れたおつるは、偶然十郎兵衛と出会います。金に困っていた十郎兵衛は、我が子とは知らず、思わず手に掛けてしまいます。お弓から、巡礼の女の子が幼い頃に別れたきりのおつるだと聞き、亡きがらを前に十郎兵衛とお弓は悲嘆にくれます。
おつるは「国次の刀」を盗んだ真犯人を知らせる祖母からの手紙を持っていました。十郎兵衛夫妻はその手紙を読み、急いで徳島へ帰参し、無事に刀を取り戻したのでした。
山陽小野田市